【2017年03月 群馬県高崎市】
微妙な距離の群馬県、前々から行きたかったので古墳を観に行くよ。
事前の計画では…
①綿貫古墳群 / ②倉賀野古墳群 / ③保渡田古墳群 / ④八幡古墳群
を一気にチャリで回る予定だよ。
■JR倉賀野(くらがの)駅
駅集めソシャゲ『駅メモ! - ステーションメモリーズ!』を
ポチポチプレイしながら新宿から2時間くらい。
高崎駅の一つ前。開閉ボタン式なのでビビるよ。
■JR倉賀野南口
南口にはなんと無料レンタルサイクルがあったり。
バスもあるけど本数少ない…群馬県のサイトに詳細あるので事前確認オススメ。
■倉賀野古墳群に向かう
グーグルマップと相談した結果、目的地②:倉賀野古墳群に向かうコトに決定!
■旧中山道
そこかしこにあるのは江戸時代の史跡看板。
■安楽寺
「へいへい、天台宗の寺っすか…」と思いきや通り過ぎれば。
■安楽寺古墳
歩道橋より。
寺or神社と古墳はスピリチュアルなセットだよなー。
■案内板
途中出てきた案内板。
古墳に向かってるはずなんだが方向が一緒だから行ってみる。
■佐野源左衛門常世神社
上越新幹線の下、なんじゃこりゃレベル。
そもそも誰だオマエ?????と思い案内板を読んでみればなるぺそ。
謡曲『鉢木』(観阿弥作)の主人公「佐野源左衛門常世」の宅跡ですって。
旅の僧に一夜の宿を頼まれて、薪がないから盆栽燃やしてもてなせば、
実は執権の北条時頼とか言う…ああ資料集の載ってたわレベルの話。
■漆山(うるしやま)古墳
2017年に高崎市史跡指定されたばっかで
上越新幹線沿いのすげーはしゃいでる古墳。
ヤマト王権の直轄地である佐野屯倉の推定地なんで、
そこら辺力持った豪族じゃないかと思われているそうで。ナイス群馬。
■定家神社
ちょいちょい入ってくる鎌倉時代。
うーん東国だね。
■佐野の渡し
大きい川が近いと観たくなる、そして(しつこいくらい)案内板も出てたんで行ってみる。
万葉集の枕詞「佐野の舟橋」跡に造られた烏川にかかる木造橋。
うお、すっごい揺れる!?(当日は止めている自転車が止まるくらいに風が強かった)
なんか駅があるんで行ってみよう。
■上信電鉄上信線 佐野のわたし駅
2014年できたらしい。一度くらい乗ってみたいね。
■浅間山古墳
だいぶ寄り道したけど、旧中山道まで戻る。
全長172メートルの前方後円墳でとても大きい。
4世紀末から5世紀初頭の築造当時は東国最大の規模。
奈良市の佐紀陵山古墳の5分の4で設計されており、
ヤマト王権と結んだ東国一の大首長が被葬者じゃないかと…
とても畑で砂利道から入らなきゃいけない。
■小鶴巻古墳
浅間山古墳の2分の1で設計されてるんですって。
■大鶴巻古墳
全長123メートルの前方後円墳。
4世紀の築造で浅間山古墳の3分の2で設計。
葺石とか形が良くわかる―、
って調子こいてたら、すべって枯れ草刺さって流血。
■倉賀野神社
創建は第十代崇神天皇の代皇子である豊城入彦命由来。
群馬の古さをアッピール。
鳥啄池(とりばみのいけ)跡。江戸時代ですって。
■移動
日光例幣使街道(にっこうれいへいしかいどう)をチャリで爆走して駅越え。
結構いい時間になってしまったので、目的地を倉賀野駅に絞り、
目的地①:綿貫古墳群に向かう!
■群馬県立歴史博物館
とその前に博物館に寄る!入館時間もあるしね。
新しくてキレイな博物館。日本のポンペイこと榛名山噴火特集。
古代では東国最強なグンマーだから、そりゃあコーナーデカいよな。
あと武将系新田、真田、上杉…で、富岡製糸場。
■不動山古墳
昇ればそこに石棺が。
■普賢寺裏古墳
弘法大師シブいね。
■綿貫観音山古墳
群馬県内最大の横穴式石室を持ち、色々な形象埴輪や豪華な副葬品が出土。
公園感が強い。
■工場群
引き込み線、踏切、とても良いカンジの工場群が続く。
ただ向かい風と砂ぼこりで前に進めず。
■JR倉賀野駅(八高線)
ひと駅高崎駅まで。そして湘南新宿ライナーで帰る!
ランチは菓子パン一つよ…
結構がんばって古墳をまわったけど、16時過ぎてしまいアウト!
高崎駅より向こうの ③保渡田古墳群 と ④八幡古墳群 に行ける日は来るのか!?